各制度の概要

ファミリー年金

組合員またはその配偶者の方が、死亡した場合または所定の高度障害状態となった場合に、保険金を年金形式でお支払いします。

制度の趣旨


 長期給付事業(年金) 共済組合では、各種年金の給付事業を行っています。
 組合員が万一死亡した場合老齢厚生年金の約3/4の水準の遺族厚生年金が支給されますが、約1/4相当額の差額が生じることになります。
 「ファミリー年金」加入の場合「ファミリー年金」が差額の約1/4相当額を補完します。
  • 平成27年10月以降、共済年金は厚生年金に統一されております。

取扱コース一覧


本人:
 新基本プラン 基本加入・2倍プラン・3倍プラン 遺児育英給付金死亡給付金
(死亡給付金は、傷病休職給付金、入院費用給付金、特定疾病給付金、元気づくりサービスコースのいずれかとセットでご加入ください。)
配偶者:
 配偶者コース
  • 配偶者コースと遺児育英給付金の申込みは、新基本プランへの加入が必要です。
  • 基本加入、2倍プラン、3倍プランは、現在ご加入の方のみの取扱いとなります。
●死亡の場合…
老齢厚生年金と遺族厚生年金の差額(約1/4相当額)に当たる部分を「長期間」「確実に」補完します。
●高度障害※1の場合…
自身の生活費として、保険金を年金形式でお支払いし※2高度障害によって働けなくなった後も生活費を確保することができます。
  • 所定の高度障害状態となった場合、高度障害保険金をお支払いします。
  • 高度障害の状態により、一時金のみの受け取りとなる場合があります。

保障イメージ(保険年齢15歳以上35歳以下の場合)


年金受取期間 25年 初年度年金年額
約22.5万円 最終年度年金年額 約38.7万円
年金受取総額約765万円(年金原資680万円)
  • 保険金額は、年齢により異なります。
遺児育英給付金

組合員死亡時に、予め指定したこどもに対して「育英資金(年金)」「進学資金(一時金)」をお支払いし、残されたこどもの成長を支援します。

  • 「育英資金(年金)」と「進学資金(一時金)」は、組合員死亡時のこどもの年齢によりそれぞれお支払いします。

制度運営のしくみ


1.組合員(加入者)より保険料を集めて、共有の大きな基金をつくります。
2.組合員(加入者)の中でご不幸(死亡・高度障害)にあわれた方の本人、遺族を支援するための保障を行います。
3.一年経過して残った基金(剰余金)については、配当金として加入者にお返しいたします。
《参考》令和5年度の配当率約45.10%を還付
 この制度は1年ごとに収支計算を行い、剰余金が生じた場合には配当金として加入者に還付されます。
  • 配当率は今後変動することがありますので、将来のお支払いを約束するものではありません。
  • 配当率はお支払い時期の前年度決算により決定しますので、将来お支払いする配当金額は現時点では確定していません。
    率は加入者数・支払保険金額の多寡により変動しますので1年経過後確定しましたらご通知します。
  • 記載の年金額はパンフレット作成時点の明治安田生命保険相互会社の基礎率(予定利率、予定死亡率、予定事業費率等)で計算しています。実際の年金額は年金基金設定時に引受会社が定める基礎率および引受金額により決定しますので、記載の額を下回る可能性もあります。